さか枝
以前ブログでも紹介したが、セルフさぬきうどん店の雄「さか枝」が本年5月末をもって休業する。
「さか枝」は、香川県を代表するような存在のうどん店。
それだけに、休業というニュースはさぬきうどん界に衝撃を与えた。
しかし、報道によれば、あくまで休業であり閉店ではなく、代替わりをした上で今年秋を目処にお店は再開する予定だという。
とりあえず一安心である。
しかし、代替わりするということは、今のさか枝のうどんは5月末で食べられなくなるということ。
なので、最後のさか枝のうどんを食べるべく、お店に行ってきた。
以前から少し気になっていたのが、さか枝にも「そば」があるということ。
「生そばあります」という張り紙が入り口にあるのだ。
もしかしたら最後になるかも、という思いもありそばを食べることにした。
しかし、もちろんうどんも食べたい。
こんな時どうするかというと、うどんとそばを1玉ずつ同じ丼に入れて食べればいいのだ。
香川県のうどん店では、一般的にこれを「ミックス」と呼ぶ。
ごくまれに「アベック」という店もあるので呼び方が若干ややこしい 笑
(アベックというメニューのあるお店のブログ記事は↓)
暑かったので冷かけのミックスを注文、280円。
この日二軒目のうどん店だったので天ぷらはなし。
さか枝では、温かいダシの場合はセルフでダシサーバーからダシを入れるのだが、冷かけはお店の人がやってくれる。
ネギを投入していざいただく。
まずはうどん。
いつものさか枝の美味しい麺。
手打ち手切りであることがわかる、ややランダムな麺。
むっちりもっちりと密度が高く、麺自体のうまみがとてもいい。
冷たい麺なのでコシもしっかりと感じる、やっぱり美味しいな〜
そば。
初めてこのお店で食べる蕎麦。
うーん、かなりそば粉が少ないように感じる。
色味もかなり白い。
そば独特の触感は味わえる。
好みによるけど、やはりうどんの方が私は好きだ。
ダシ。
いつも熱いだしなので、冷たいのは初めて。
うまみがしっかりと効いたダシというのはわかる、おいしい。
ただ、熱いほうがやっぱり香りの立ちがいい。
香りを楽しみたいなら熱いカケダシを選ぶべきと思った。
ということで、(おそらく)休業前最後のさか枝を堪能した。
午後2時近くに訪問したのに、半分くらいの席が埋まっていた。
名残惜しむ人が多いのだろう。
常連さんと思しきお客さんが従業員さんに次々と声をかけて労をねぎらっていた。
それだけ長くお客さんに愛されてきたお店だということだろう。
休業は残念だが、また新しくなったさか枝でどんなうどんを食べられるのか楽しみだ!
ごちそうさまでした、そして、大将お疲れ様でした!
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