食べ歩きツアーもいよいよ終盤。
4軒目の岸井うどんを食べた後、あるメンバーから「ぶかっけうどんが食べたい」とのリクエスト。
満腹の4軒目でリクエストがくるとはさすが。
そのメンバーは香川県出身者であった。
やはりDNAに刻まれたうどん喰いの血は別格である。
ということで、計画には入っていたなかったが、急遽ぶっかけうどんの有名店に行くことに。
そのお店は、善通寺にある「山下うどん」。
岸井うどんから近かったのですぐに出発。
途中グーグルマップでナビをしていたら、ほっそい農道へ導かれる。
グーグル先生は、ときどきこういうことがあるから困る。
すれ違いできない道に対向車がきてやむなくバック。
ドライバー役のチームメイトに悪いことをした。
そんなこんなで山下に到着すると、これでもかという長蛇の列。
店の前で折り返して、行列が3重になっている。
皆この行列を見て、訪問を断念・・・・
お店の前で停まることなくスルー。
近くのコンビニによって作戦を練り直す。
岸井うどんで皆かなりお腹にきている。
腹ごなしに丸亀城に登ることも提案したが、ラインマンの一人が頑なにこれを拒否。
ラインマンは基本的に動くのを嫌う習性があることを忘れていた 笑。
結果、すぐに次のお店に行くことに。
30分ほどしてお店に到着。
5軒目のうどん店は、まんのう町にある「小縣家」である。
このお店は、水で〆た麺にしょうゆを掛けて食べる「しょうゆうどん」で県下一有名なお店。
そしてもうひとつ名物がある。
それは「大根おろし」である。
しょうゆをかけて食べるしょうゆうどんには、大根おろしがついてくることが多い。
通常は、おろされた状態の大根が麺に載っているのだが、このお店では自分で大根をする。
この大根がものすごく大きい。
日によって違うが、まるまる1本分に相当するくらい大きい大根を自分でするのだ。
これを是非ともチームメイトに体験してほしかった。
また大根おろしは、私がこのお店を5軒目に訪問するお店にした大きな理由の一つだ。
なぜなら大根おろしは消化にいいから。
大根に含まれるなんとかラーゼとかいう成分が、消化を促すという話はよく聞く話だ。
お店に向かう車内では「大根おろし入うどんを食べれば消化が進み、逆にお腹がすくはず」とチームメイトに説明をした。
しかし、何たることかラインマン2名がギブアップ。
次のうどんは食べずに車内で待機するという白旗を上げてしまった・・
こればかりは無理強いできないが、残念であった。
小縣家も、有名店なので行列していた。
お店の外に20人ほど。
しかし、進みは早く15分程度で店内に入ることができた。
私以外は定番のしょうゆうどんを注文。
私としてもしょうゆうどんを食べるべき、とは思ったものの、満腹状態で汁なしのうどんを食べるとかなり厳しいことになるのは分かっていた。
そこであえて、かけうどん350円を注文。
注文するとさっそく、大根が運ばれてくる。
麺が来るまでの間にこれを大根おろしで自らすりおろすのだ。
若手に「これは全部するんだよ」と嘘を教えひたすらすり下ろしてもらう。
あまりに巨大な大根であったため、若手もギブアップ。
ここの大根、季節にもよるがけっこう辛い。
入れすぎると辛すぎて麺の味もなにもわからなくなるので注意が必要だ。
かけは、ダシにしっかりと旨味があり美味しかった。
食後に残った大根でおろしをつくり、胃薬のかわりに食べておいた。
なんとなく、消化が進みそうな気がした 笑
名物のセルフ大根おろしを堪能してもらったところで、5軒目が終了。
いよいよ最後のお店にむかう。
つづく・・・・・
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