綿谷
丸亀にあるかなりの人気店、高松に支店もある。
肉ぶっかけうどんでよく知られた名店。
・・・綿谷を訪問する前に近くにあるうどん屋「夢う」を訪問。
「さぬきうどん全店制覇攻略本2018−19年度版」には掲載されているのだが、ネットで調べると閉業しているようなことも書かれている。
現地で確かめてみようと思って訪問。
パッとみたところ、閉業しているのではないかという雰囲気。
お店の前の駐車場のようなところには草が生えており人気がない。
建物にプリントしてある「夢う」というロゴも剥げている。
おそらく、閉業か長期休業だと思われます・・・残念。
話を戻して綿谷さん。
ちょうどお昼時に行ったら、お店の外まで行列10人くらい!
駐車場もかなり埋まっていて、人が続々と列に並んでいる。
慌てて行列に並ぶ。
時間がかかるかもと覚悟していたが、そこから5分もかからずにうどんにありつくことができた。
毎日のように行列のできる人気店だからだろう、お店のオペレーションが素晴らしく効率的で、お客をさばくスピードがものすごく早い。
それでいて、雑な接客ではなく丁寧で感じがよい。感心してしまった。
メニューもいろいろあり、悩んだもののスペシャルぶっかけ480円にする。
このお店の肉ぶっかけには、牛肉バージョンと豚肉バージョンがあるのだが、スペシャルぶっかけは、両方のお肉が乗っているのだ。
しかもお肉だけでなく、ワカメと温玉ものっている、お得感がスゴイ。
ぶっかけはさらに、温度も3つのなかから選ぶ必要がある。
「ひや」は、冷たい麺に冷たいダシをかけたもの、ダシも麺も冷たい状態でだされる、「つめたい」とオーダーすることもできる。
「あつ」は、冷たい麺に温かいダシをかけたもの、結果としてぬるい状態になるので「ぬるめ」とオーダーすることもできる。
「あつあつ」は、温かい麺に温かいダシをかけたもの、全体がアツアツのぶっかけだ、「あつい」とオーダーすることもできる。
初見だとなかなかこの3つの温度の注文が理解できないかもしれない。
基本的に温かいか、冷たいかどちらか好きな方を選べばいいと思う。
なぜ、「ぬるい」のがあるかというと、温かいのが食べたいのだが、麺のコシはしっかり味わいたいという人がいるからだ。
温かい麺というのは、提供の直前にお湯でゆがかれるのでどうしてもコシが弱くなってしまう、それを避けて水でしめたままの麺を食べたいというニーズがあるのだ。
このお店、ぶっかけだけでも、
①牛肉ぶっかけ
②豚肉ぶっかけ
③スペシャルぶっかけ
の3種類があり、さらに食べるときの温度に
①ひや
②あつ
③あつあつ
と3種類があることになる。
合計で9種類の食べ方がある。
これに加えて、かけうどんや、釜玉など一般的なメニューもある。
セルフ店なので、入店してすぐにメニューを決めて店員さんに告げる必要がある。
混んでいるときにはどうしても焦ってしまうと思うので、メニューを心に決めてから入店するのをオススメしたい。
天ぷら類は100円。
見事な大きさのゲソ天があったので思わずピックアップ。
注文後、流れるような速さでうどんを受け取りお会計を済ませる。
店内はかなり広い。
カウンターテーブル中心で通常の4人がけテーブルもあるが、お座敷はない。
圧倒的に、1人か2人で食べている人が多い。
混み合っているが座れないほどではない。
スペシャルぶっかけ。
まずはお肉から、牛肉豚肉とも、甘さが控えめなのがうれしい。
牛肉は、お肉のしっかりした旨味が感じられ、豚肉は肉の甘い旨味を感じる。
ダシはぶっかけにしては、甘くなくかけうどんのダシに近い。
しっかりとダシのうまみが効いており、甘さに頼っていない美味しさ。
麺は、プリっとした見た目、食べてもプリっとした食感でしっかりしたコシと旨味が感じられる。
とても美味しい麺。
ある程度具材や麺、ダシを別々に味わったら、全体を混ぜ合わせて食べる。
温玉の黄身がダシに溶けてさらに旨味が増す。
一心不乱に食べる。
ここのお店はうどん1玉の量がかなり多いことでも知られている。
男性でも普通の人なら1玉で満足できる。
スペシャルぶっかけは具材も多いので満腹になった。
これで480円は満足度が高い。
ゲソ天は、器からはみ出るほどの大きさ。
食べてみると、若干コロモが分厚いものの、大きめのゲソがちゃんと入っている。
100円とは思えないクリティであった。
お店をでるときにも、まだ行列はできていたが、どんどん進んでいくので待ち時間は短そうだ。
味とボリュームともに大満足。
ごちそうさまでした。
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