桃太郎館
高松市鬼無(きなし)にあるうどん屋さんとは思えない店名のお店。
まるで桃太郎の記念館や博物館のような店名だ。
もちろん、店名の由来は鬼無という地名からだろう。
鬼がいない→桃太郎が退治した→桃太郎館、という流れかな。
鬼無には、昔この地で桃太郎が鬼を退治した、という言い伝えがあるとのこと。
そして鬼無では、節分の豆撒きを行う習慣がないそうだ。
なぜなら、文字とおりこの場所には鬼がいないので、豆まきをする必要がないから。
噂程度に聞いた話なので真偽のほどはわかりません 笑。
ちなみに、「渡辺」「坂田」という名字の人も豆まきをしないらしい。
理由は、昔「渡辺」「坂田」という名字の人が鬼を退治したことがあり、それ以来鬼がその2つの名字の人たちを恐れて近づかないから・・らしい。
こちらも真偽のほどは不明です・・
さて、このお店は一般店なので、着席してから注文。
そこまで広いお店ではないが、ゆったりとしたお座敷もあってほっとする雰囲気。
家の近くにあったら、ついつい寄ってしまいそうなお店。
ひととおりメニューがそろっており迷ったが、鳥天うどん500円を注文。
家族連れからカップルまでいろんな人がうどんを食べている。
郵便屋さんもいた、経験上郵便局の人が行くお店にハズレはない。
ほどなくして到着。
うどんと鳥天が別の皿に盛られているセパレートタイプ。
うどんの上にのっけられているお店もあるが、鳥天のサクサク感を味わいたいのでダシに浸らないセパレートタイプの方が好みだ。
まずはダシから。
イリコのうまみがしっかりと出ておりかなり濃厚。
かすかにイリコのエグみを感じるが、全く嫌な感じではない。
むしろ個人的にはこれくらいしっかりしたダシが好き、ほとんど飲み干した。
化学調味料を一切使わないことにこだわっているのだそう。
麺も美味しい。
やや太めで、コシもある、なによりも麺のうまみがしっかりと感じられる。
ダシと麺、双方のレベルが高い。
鳥天。
こぶりな鳥天が5つ並べられている。
揚げたてで衣がサックサク。
揚げたての天ぷらを食べるたびに、天ぷらは揚げたてであることが一番の美味しさの要因だと思う。
コショウは使っていないようだが下味はしっかりとしておりとっても美味しい。
とってもレベルの高い美味しいお店だった。
近所に欲しい。
ごちそうさまでした。
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