弁護士間川清のめざせ!さぬきうどん全店制覇!!

香川県在住の弁護士間川清が、県内さぬきうどんの食べ歩き記録や、好きなこと、考えていることなどを書くブログ

ため池のほとりで食べる衝撃のコショウダシ @久米池うどん

久米池うどん

その名前のとおり、高松市新田町にあるため池「久米池」のすぐそばにあるうどん屋さん。

香川県にはため池が多い。

昔から雨の少ない土地であったため、農業用水を確保する用途でため池が多くつくられたのだそう。

県の面積あたりのため池数を表す「ため池密度」では日本一だそうだ。

香川県の地図をみるとそれが一目瞭然でわかる、そこかしこにため池がある。

しかし、歩いていたり車で移動していると、そこまでため池が目につくことはない。

それはなぜか。

ため池の周りは土手のように周囲が高くなっているため、地上から目線ではため池の水が見えないことが多いからだ。

土が盛られているな、と思っている場所が実はため池だったりする。

香川県あるあるだ。

そんなため池のすぐ近くにある久米池うどん。

久米池は数あるため池のなかでもかなり大きい方。

希少植物であるアサザが県内で唯一自生するため池でもあるらしい。

入店する。一般店なので着席してから注文。

壁にメニューがあるので、座りながら壁を眺めて注文する。

ここの名物メニューは「とりなんば」。鶏南蛮ではなく「とりなんば」だ。

当然とりなんば(470円)を注文。

5分程して到着。 「とりなんば」は、うどんの上に親鳥の切り身がのったメニュー。

親鳥というのは、鶏肉のなかでも若鶏の対の立場にある鶏肉で、立派に成長しきった鶏のお肉のことだ。

香川に来るまで「親鳥」の存在はあまり知らなかったのだが、丸亀の名物骨付鳥などでも、若鶏と親鳥が区別されて提供される。

親鳥の特徴は、若鶏に比べて肉質が硬い。その代わり噛むほどに味がでてくる、というもの。

好みによるが、親鳥を好んで食べるひとも多いようだ。

鶏の切り身は5〜6切れほど。

肉だけのものもあれば、少し脂身がついているものもある。

まずお肉をいただく。

なるほど若鶏に比べるとかなり歯応えがある。

しかし、噛むとしっかりとしたうまみがにじみ出てくる。

薄めにスライスしてあるので、噛みづらさはかなり解消され、肉のうまみというメリットだけが味わえるようになっている。とても美味しい。

脂身部分もかなり薄く、しっかり煮られているので私のように脂身が苦手な人も平気そうだ。

ダシをすすると、衝撃が走った。

さぬきうどんでは初めて食べた味。

コショウ味なのだ。

しかもかなりのコショウ味。

ラーメンにコショウを入れようとしたらドバッと出てしまい閉口するレベルのコショウ味。

コショウが苦手な人にはつらいだろう。

あとからとりなんばを注文したひとは「コショウ少なめ」をオーダーしていた、コショウの量は調整できるようだ。

なぜコショウ味なのかはわからないが、鶏肉にはあっている。おそらく鶏肉に合わせたのだろう。

しかもうどんを提供されるとき、さらに振りかける用のコショウの瓶も一緒に渡された。

もともとこれだけ効いているのにさらにコショウをかける人はよほどのコショウ好きだろう。

コショウのインパクトで本来のダシの味はちょっとわからない。

 

 

 

麺も面白い。

きしめんのような平べったい麺。

透明感があって、麺のうまみもしっかりと感じられる、美味しい。

そして麺のボリュームもすごい。

深めの丼の下の方まで麺がみっちりと入っている。

コショウの辛さで食べ終わると体がポカポカ、冬に食べたいメニューだ。

厨房では、店員さんが麺を打っていた。

麺の玉売もしているようだ。

特徴的な麺なので、今度は釜揚げやざるで食べてみたい。

ごちそうさまでした。

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