久保
淡竹とは、中国が原産の竹の一種である。
竹なので、当然筍ができる。
その筍が物凄く美味しい。
香川に来るまで、淡竹の筍の存在を知らなかった。
淡竹の筍は、一般的な筍より細い。
見れば普通の筍との違いはすぐにわかる。
そんな淡竹の筍の旬は今。
そして、今だけ期間限定で淡竹の筍を具材にしたうどんが食べられるお店があるのだ。
その1つが、久保。
高松市南東部、三木町にほど近い場所にある。
期間限定の情報を知って、たまらず食べたくなり駆けつけた。
11時過ぎに到着。
急ぎすぎたのか店内にはだれもいない・・・笑
淡竹うどん小350円を注文。
麺を温めるか聞かれたが、温めずそのままで出してもらう。
張り紙によると、淡竹そばもあるようだ。
しばし待ってからうどんを受け取る。
逸る気持ちを抑えつつ着席。
麺が見えないほど淡竹が載せられている。
筍とダシのいい匂いが漂う。
まずは淡竹の筍を味わう。
筍独特のサクサクした歯ごたえ、そして少しだけエグミのある味、溢れ出る筍の旨み、季節を感じる極上の味だ。
まったく甘さがないのがまたいい。時々砂糖を入れて甘みをつけた筍があるが、入れないほうが筍の美味しさが引き立つと思う。
そしてダシ。
いつもの旨いダシに、さらに筍のうまみと香りが加わる。
うますぎる。
そして麺。
手打ち、手切りであることがわかるランダムな麺。
この日は一段とランダム、小指くらい平べったいものもあれば、割り箸のさきくらい細いのもある。
それが食感と麺味の違いを生み出し、いい感じ。
サクサクと筍の食感とうまみを味わっていたらあっという間に完食。
淡竹うどん、本当にうますぎる。
これが350円とか信じられないレベル。
できれば一年中食べたい・・・しかしそれは叶わない。
また食べに行こうとおもっているとすぐに筍の季節は終わってしまうのだ・・・
でもその儚さがいいのかも。
ということで本当に美味しかった。
ごちそうさまでした。
近々もう1店舗淡竹うどんを期間限定で出すお店を知っているので行こうと思う。
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